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コンピュータビジョンによる物体の3次元形状・運動計測と理解に関する研究開発は近年大幅な進歩を遂げ,実世界を情報化する基盤技術として監視映像からの人物検索,車両の自動運転など数多くの分野に応用されています.しかしそれらは空気中に存在する不透明な物体を主な処理対象としており,屈折・透過・散乱など複雑な光学現象を伴うより一般的な半透明物体を扱うことは困難でした.

一方で水中もしくは顕微鏡環境下における魚や生物細胞のような被写体は一般に半透明であり,このような被写体に適用可能な3次元形状・運動計測技術を確立することは,生命情報学・生物学・漁業・水産業など多くの分野での応用が期待できます.

そこでこのような研究分野を「アクアビジョン」と称し,カメラ・プロジェクタ群が形成する水中光線空間のモデル化とその応用としての水中半透明物体の3次元形状・運動計測を目標として研究を行っています.